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今回は、ツキ板の在庫管理についてご紹介致します。

製品の材料となるツキ板は社内の倉庫で保管しています。こちらの場所以外にも倉庫があり、人気な樹種から珍しい樹種まで様々に在庫しています。在庫のツキ板は約2000本ほどあり、それらはすべて個体番号の記された札を付けてシステムで管理されています。

ひとつひとつ個性があるのが天然木です。同じ樹種でも長さや幅・数量や、色味、木目の曲がり、荒々しいか大人しいかなどの木目の印象、また広い倉庫のどこに保管しているかわかる配置情報、など様々な情報を入力しています。

ホワイトオークを４本並べてみました。一本ごとに木目の詰まり具合や色、長さや幅が違います。

コチラのツキ板は一番人気の『 ホワイトオーク 板目 』のロット番号は『 Lot.1988-01 』。記録上はこれまでに1988本のホワイトオークの板目を使ってきたことになります。

さらに最近では、ツキ板画像管理システムの導入により、現物を探さなくてもパソコンで木の表情を画像で確認できるようになってきています。それらの情報を活用しつつ最後は人の目で確認することで、素早く適切なツキ板を選定することが出来ます。

我が社は受注生産になっていますので、お客さまからのご希望に応える必要があります。希望の木目、現場で使用される寸法などは、現場によって異なります。そういったニーズに見合う突板を選定しマッチさせることで適切な品質の提供を目指しております。

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