STAFFブログ

こんにちは、二次加工・造作係の高橋です。

今回は『V溝加工』についてご紹介します。

V溝加工とは、その名の通り化粧板の表面に V字型の溝を掘る加工 のことです。

溝を入れることで、ベタっとした表情にならずアクセントをつけることが出来ます。

また場合によっては、

フローリング材や小幅板をはったような雰囲気も作ることが出来る為

• ・内装制限がかかり、不燃材料が使いたい
• ・出来るだけ大判で作って、施工性を上げたい

　　と、お考えの方にご利用いただいております。

私たちは、ツキ板化粧板の特注製作を得意としていますので

現場に合わせて樹種の選定、溝幅、溝形状、深さ、ピッチなど希望に応じて製作することが可能です。

ここからは実際の作業の風景をお見せします。

今回加工しているものは、溝の中に目地塗装を行う仕様となってたため

始めに塗装用の養生マスキングを行い、その後NC加工機でV溝を掘っていきます。

この塗装用のマスキング貼りは、なかなか大変なようで、

マスキングに皺が入ってしまったり…

V溝加工の刃物の影響で、溝際がぼそぼそになってしまったりと…

試行錯誤を行いながら作業を進めていきます。

V溝加工が終わった後は、塗装で目地部分に色をのせていきます。

目地に色が乗ったのでマスキングを剥がしていきます。

その後は通常の塗装工程を進み、下色、上色、艶塗装をおこない完成です。

最後に、養生フィルムを貼って出荷になります。

このようにして特注化粧板を製作しています。

意外にも手間のかかる作業が実はたくさんありますが

スタッフみんなのおかげで素晴らしい仕上がりになりました。

ありがとうございます。

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