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リレーブログ 【塗装のサンディングについて】

製造部

2022.7.2

こんにちは。

塗装係の倉谷です。

今回は、塗装のサンディング工程についてご紹介します。

 

サンディング工程とは塗膜の肉厚を付ける工程のことです。

塗膜の肉厚を調整することで、“木材の保護”“表面の質感”を調整することができます

肉厚は木目の埋まり具合によって3つに分類されています。

 

オープンポア

導管が完全に開いた状態。木目の自然な凹凸が残るので素材の質感を出したいときにオススメです。

しかし、塗膜を薄くするため保護性能は低くなります。

 

 

 

セミオープンポア

オープンとクローズの中間程度。小さな導管は埋まり大きな導管だけが残った状態です。

自然な感じも残しつつ、クローズほどではありませんが保護性能も高くなります。

 

 

クローズポア

導管が完全に閉じた状態。保護性能が高く高級感を出すことが出来ます。

 

 

細かな点ではありますが、仕上がりの印象を左右する大切なポイントですので、

お客様のイメージに合わせて最適な質感になるよう調整を行っています。

 

 

また、弊社で行うサンディングは、UV塗装と言うUVを照射することで硬化する塗料を使用しています。

その為、ウレタン塗装などのように塗料が乾く時間を待つ必要がないため納期の短縮化が可能となっています。

 

 

皆さんも質感などをカスタマイズして

自分だけの内装をつくってみませんか?

 

 

#大和ツキ板産業 #ツキ板 #突き板 #突板 #天然木 #不燃

 

 

 

 

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